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地上39kmからのダイビング


レッドブル ストラトス ミッション 
成功しましたね。

オーストリアTVが今日は一日中中継放映をしていました。
アナウンサーはともかく、登場する人々のオーストリア・ドイツ語が良くわからない。

私がこのミッションのことを知ったのは、フランクフルターアルゲマインという新聞からでした。
それはキッチンジャーに焦点を合わせたもので、10月8日から9日さらに11日から今日14日に延期になった経緯も第2の記事になっていました。
他の新聞ではこのミッションに対する批判的なニュアンスの報道だったように思います。

オーストリアTVのスタジオ解説者2人も、音速を超えた場合の人体に与える影響云々で、かなり怖いことを分析していました。

私はまた延期かなと思いつつ、今回、気球は予備を含めて2つしか用意されていないと聞いていたので、今日延期になったら次は来年・・・もしくはミッションは立ち消えか・・・と思いつつTV中継がどうなっているか覗きました。なにしろ、これまで何度も映し出されている、キッティンジャーが陣取るミッションコントロールルームは長テーブルを並べて、その上にコンピューターを置いてあるだけの感じで、やっぱり余り予算なさそうで、どう逆立ちしてもNasaには太刀打ちできなさそうだし。

ところがそのように覗いた、ドイツ時間の18時ちょっと前、まさにカプセルは気球に垂直な位置でクレーン車の腕から放たれる時でした。おーついに決行か!ということでそれから2時間半、画面にかじりついていました。

バウムガルトナーがカプセルのドアが開かない、といった時には本当にどきどきしました。
その後、フリーフォールしながら、バウムガルトナーはキッティンジャーと通信してたよね。

今日の放映では、朝からフェイスブックやメールに寄せられた多くの応援メッセージが次々紹介されていましたが、ダイビングの後に紹介された20歳の若者からのメッセージが印象的でした。

それは
『僕のおばあちゃんはアームストロングが月に着陸した時をテレビで見ていたそうだが、今日も一日中テレビの前にかじりついていた。僕も今日のことは、きっと孫に話したいだろうな』

明日からまたいろいろな報道が出てくるでしょうね。楽しみです。

ドイツ時間 2012年10月14日 23時40分
Commented by M野 at 2012-10-15 17:16 x
いくら宇宙服並みの防護服を着ているとはいえ、人体で音速を超えるとは。生身だったらそれこそ目も当てられません。
よくやったな〜
耳、大丈夫だろうか。
Commented by 河西文彦 at 2012-10-15 23:40 x
このニュースはNHKで見ました、宇宙服だけで音速で落ちる人体を保護するなんて、凄い。だからこそ 宇宙遊泳可能なんだ。それにしてもオペラ歌手が来年は40億円払って宇宙旅行だとか?地球上の争いごとなんてちーせーちーせー。中国の13億人はどう生きるか?
Commented by うお at 2012-10-16 07:04 x
M野さん
1947年の同じ10月14日にドイツの(たぶん)イェガーというパイロットがロケット飛行機(正式名は何だ?)で、マッハ突破をテスト飛行しています。彼は飛行機の中、何を着ていたのだろう。そしてバウムガルトナーは宇宙服(圧力服ということですが、どうちがうのだろう?)にみでマッハに突入。その際の音ですが、地上到着後のインタヴューによると・・・
加速していく最中にスピンが始まり、気絶しそうになりながら、体制を整えるのに忙しかったから、マッハを超えた音がしたかどうか聞いている暇もなかったとのことです。聞こえなかったから耳も大丈夫そうですね。

中継を見ていたときは、むしろ気球で上昇中の方がはらはらしました。バウムガルトナーは予定変更の中で、かなり疲れていたのか、カプセルの中でつい居眠りをしているようでした。落ち始めたらもう彼の世界です。
Commented by うお at 2012-10-16 07:17 x
河西さん
私もNHKのニュースを見ました。バウムガルトナーの人物紹介が、元軍人のオーストリア人でしたね。ベースジャンパーは知名度低いのかな。クロアチアの115mある洞窟にベースジャンプしたのも、このストラトスミッションの準備だったというのですが、飛ぶ人(落ちる人)は何を考えているのか、何が判るのか不思議です。その世界のエキスパートは、普通の人がわからない部分に、達成するものがあるのだろうと、つくづく思いました。

40億の宇宙旅行ですか。そんな高価な観光旅行に絶対いけない私は、是非旅行日程に、宇宙船脱出、成層圏に入ったらダイビングの日程を組んでみては?と提案いたします。

ドイツも急に寒くなりましたね。
Commented by 河西文彦 at 2012-10-16 21:19 x
ふふふタンクトップでですか??先日 秒速300kmの話を聞きました、1秒に東京から九州辺りまで行く速度ですよ。それも宇宙の端っこ 100億光年の向こうの話では 百年たって わずか3センチの移動しか見えません、ははは お釈迦様の手のひらより 大きいのでしょうな宇宙は。 つくづく自分の小ささにがっかりです。
Commented by うお at 2012-10-17 05:30 x
河西さん
透明の宇宙服を着てなら、それもいいですね、しかも放射能はカット。

ミッション達成後の記者会見で、みんなバウムガルトナーの発言に固唾を呑んで待ち構えていた時、開口一番の彼の発言は
『すみません、水お願いします』だったので、拍手喝采の大うけでした。
さすがに39Km上空から自分の小ささを体感してきた人は言うことが違いますね。

もう1つ、バウムガルトナーは4分17秒でパラシュートを開き、それによって、キッティンジャーの世界レコード、最長自由落下4分38秒が残されたわけです。気球が39kmまで上昇した段階で、成功すれば他のキッティンジャーレコードが塗り替えられることは自明でした。なぜバウムガルトナーは早くパラシュートを開いたのか?そのように捉えた新聞記事もありました。計算するとはマッハを超えた速度での落下がそれ以上の自由落下時間を許さなかったでしょうか?

小さいことにがっかりすることはありませんよ河西さん。小さいから楽しいことが一杯あります。
Commented by 河西文彦 at 2012-10-17 19:46 x
162センチの私への慰め有難うごぜえやした。これはパスポート用に
1センチごまかしてます。  山椒は小粒でぴりりと辛いのです。
大男総身に知恵が回りかね、、、、まあ {小男の知恵、回ってもたかが知れたもの}とも反論されるし。ウオさんみたいな 優しい女性ばかりだと 世界は平和、じゃね。
Commented by うお at 2012-10-18 07:11 x
河西さん
身長の話でしたら、私も小粒。山椒のピリ辛というよりは、ちびまろハウス栽培みかんと、いうことで。
ところで河西さん聞いてくださいな!
ストラトスに関して、どんな報道が出てくるか楽しみと書きましたが、でてきますね~~、いろいろと。
このミッションは50ミリオンユーロも経費がかかったに違いない(長テーブルにコンピューター並べただけでもですよ)、もっと意味あることに使えよ!なんていうのはまだやさしいほうで
このミッションは盗作だ!というのも出てきました。
67歳の気球乗りの方ですが、10年前にこのプランをバウムガルトナーに話したんだ!ミッション ウラヌスとしてロシアと組んでやるつもりだった!とかね。
まあ、人間そうやって競い合っている。大きかったら悲しいばかり、同じ小ささで、楽しんでいたほうがいいですね。
しかしちびまろは映画館で苦労するのだ!
Commented by 河西文彦 at 2012-10-18 12:59 x
ははは背伸びして右や左にに首を動かすちび丸子ちゃん,分かるわかる昔神社で「厄投げ」と言ってみかんや小銭を厄年の男女が投げたものを拾うのに小さかった俺は後ろの方に居ろ!(棄権だから)と言われていたらかえって、ころころ みかんが転がって来たよ。また どこの世界にも{コロンブスの卵}の話は有るよね。
Commented by うお at 2012-10-19 07:53 x
河西さん
コロンブスの卵・・よい表現ですね。
開渠に対するポジティヴ・ネガティヴなニュースをすべて高みに持ち上げるような、39Kmからランディングしたような。
Commented by 河西文彦 at 2012-10-21 05:45 x
世界記録{ギネスブック)とノーベル賞 他人が出来ないことをする、凄いですね!もっと凄いのが ダイナマイトの発明ですね その儲けで?今になっても 受賞者へ賞金を出せるのでスモンね。凄い発明ですが 両刃の剣でした、 こんなもんですよね人生なんて。良い面(事)だけを望んではいけんのでしょう。  清濁併せ呑む ですね。
Commented by うお at 2012-10-22 19:26 x
河西さん
私の前のコメントはすごい文字化けになっていてごめんなさい。
快挙と書いたつもりが開渠って、意味さえ知らない字になっていました!
清濁併せ呑む と、またまたよい表現を教えていただきました。

話はちょっとずれますが、先週末Stuttgartにちょんまげ支援隊のツンさんという方がみえて、報告会がありました。何でちょんまげ?と一瞬みんな引くのです。私も何?と思いながら話を伺いました。靴屋のツンさんが震災後の東北に靴を救援物資するのに自ら輸送することになり、又来てねというある子供と、思わず指きりげんまんしてしまう・・・。
それから20回以上の支援隊活動。なぜか世界中を動く方で、その動きの中で次々報告会を開き、またいろいろな人を巻き込んでいく。
ギネスにも載らない活動ですが、すごい行動力でした。

一連のコメントやり取りからずれますが、近況として。
by kokouozumi | 2012-10-15 06:44 | Comments(12)

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by kokouozumi